制服を寄付することができるサービス⼀覧
「制服を寄付して処分しようと思う」
「でも、制服ってどこに寄付すればいいの?」
こんなこと考えたことはありませんか?
基本的に、多くの方は制服を「ゴミ」として処分するパターンが多いです。
しかし近年では、リサイクルや支援の一環として「寄付」という形で処分する方も非常に増えています。
この記事を読めば、制服の寄付を受け付けているサービスだけでなく、制服を寄付すべき理由と、寄付することであなたが得られるメリットを知ることができます。
制服の寄付は、今や社会的に推奨されている行為でもあります。
ぜひこの記事を最後まで読んで、手元に不要ば制服があれば寄付をしてみてください。
1:制服を寄付することができるサービス3選
制服の寄付は、基本的には各地域の自治体主導、あるいは学校単位で行われていることが多いです。
しかし、毎年必ず行われるというわけでもなく、基本的には不定期開催。
加えて、去年から続いているコロナウイルスの影響により、対面での寄付についてはほとんどの自治体でストップしてしまっています。
ですが、今はインターネット上でなんでも行える時代。
インターネットを利用することで、年中いつでも制服の寄付を受け付けているサービス業者も多いのです。
例として、制服の寄付をすることができるサービス業者としては、以下の通りです。
1:ふなばし制服バンク
2:学生服バンク
3:さくらや
それでは、各項目ごとに解説いたします。
1-1:ふなばし制服バンク
「ふなばし制服バンク」は、家庭で不要になった制服を寄付と言う形で集め、検品補正したうえで制服を必要な子供たちへ引き継いでいくサービスを行っている業者です。
その名の通り、「船橋市」が行っている平成31年度船橋市公益活動公募型支援事業として位置づけられており、千葉県船橋市において店舗、もしくは通信販売の形式で制服の受け渡しを行っています。
ただ、全国各地の制服を取り扱っているというわけではなく、基本的には千葉県船橋市内中学校で採用されている制服のみの取り扱いになります。
他地域の場合でも寄付自体は問題有りませんが、船橋市内の中学校で採用されていないものについては寄付が出来ない場合もあるので注意が必要です。
1-2:学生服バンク
「学生服バンク」は、長崎県内で活動している制服寄付のためのNPO団体です。
ふなばし制服バンクと同様に、家庭で不要になった学生服を、現在必要とされている方へ無料で提供する活動を平成28年から行っています。
平成28年からの活動を皮切りに、様々な方に制服を提供してきた団体ですが、残念ながらこちらの団体も長崎県内で採用されている中高の制服のみの取り扱いになります。
いわゆる「標準学生服」であれば寄付は問題ないのですが、それ以外になると断られる可能性もあるので、注意が必要です。
1-3:さくらや
「さくらや」は、学生服リユースショップとして、様々な全国各地の様々な種類の学生服を取り扱っています。
店舗は全国各地に合計で「60店舗」あるので、地域の学生服が必ず手に入る仕組みを丁寧に作り上げています。
また、寄付の方法も店外に備え付けられている「回収ボックス」に入れるだけなので、忙しい時間の合間にも簡単に寄付を行うことが可能です。
2:制服を「寄付」すべき理由
「別にわざわざ寄付しなくても捨てればよくない?」
「寄付したところで結局捨てるだけでは?」
そのように考える方もいるかと思います。
しかし結論から言うと、制服は「寄付するべき」と言っても過言ではありません。
制服を寄付するべき理由としては、以下の理由が挙げられます。
1:必要としている人に渡る
2:費用を掛けずに処分できる
3:環境に配慮して処分できる
それでは、各項目ごとに解説いたします。
2-1:必要としている人に渡る
制服を寄付するべき理由として1番にあげられるのは「必要としている人に渡るから」という理由です。
今現在、先程解説したように、制服の寄付を受け付けているサービス業者はかなり増えてきています。
その背景にあるのは、「子供の貧困化」。
公立の学校に通ったとしても、制服を購入する費用は必ずかかります。その額としては安くても「7万円」ほど。
制服が出来た頃は、制服は平等に教育を受けることができる象徴的存在として扱われていました。
しかし、今や制服は高級品として扱われているため、制服を買えずに困っている家庭も非常に多いのです。
そんな家庭を支えるためにも、「共助」の精神を持って制服を寄付することは非常に大事な考え方なのです。
2-2:費用を掛けずに処分できる
制服を寄付するべき理由として2つめにあげておきたいのは、「費用を掛けずに処分できる」ということ。
制服を処分する際には、少なからず費用が発生します。
自分でゴミとして捨てるにしても、地域が定める専用のゴミ袋が必要になりますし、不用品回収業者に委託したとしても出張引き取り料金がかかってしまうため、ただ捨てるだけではコストが余分にかかってしまいます。
しかし、「寄付」という形であれば費用が発生することはまずありません。
処分のコストを抑えるためにも、制服を寄付するというのは非常に有効な手段なのです。
2-3:環境に配慮して処分できる
制服を寄付するべき理由として2つめにあげておきたいのは、「環境に配慮して処分できる」ということ。
制服をゴミとして処分しようと思うと、基本的には可燃ゴミ、もしくは地域のクリーンセンターに持っていって焼却処分をするという形になります。
ここで問題なのが「焼却」という部分です。
制服には多くの「化学繊維」が織り込まれているため、焼却処分を行うと多量の汚染物質が発生してしまいます。
つまり、制服をゴミとして処分するのは「環境に優しくない行為」であると言えるのです。
制服を寄付という形で処分するのであれば、必要としている第3者の手に渡るので、そのような環境汚染の心配はありません。
環境に配慮するという意味でも、寄付をするというのは必要なことなのです。
3制服を寄付する際に「一工夫」すればメリットになる
「寄付してもいいけど、別に自分に得が無いよね」
「寄付したからって何かいいことでもあるの?」
このように考える方も多いかと思います。
確かに、ただ寄付をするだけでは大きなメリットは得られません。
しかし、「寄付の仕方」を一工夫するだけで、制服を必要としている人だけでなく、自分自身にもメリットが得られるのです。
制服を寄付する際に一工夫することで得られるメリットとしては、以下の通りです。
1:寄付ではなく「買い取り」してくれる場合もある
2:個人情報流出の恐れが無い
それでは、各項目ごとに解説いたします。
3-1:寄付ではなく「買い取り」してくれる場合もある
まず第一に得られるメリットとしては、寄付ではなく「買い取り対応」してくれる可能性があるということ。
工夫の方法としては単純で、寄付を募っている業者ではなく、「制服買取業者」に依頼をすれば良いのです。
先程解説した通り、制服は今や「高級品」。そのため、中古でもいいから購入したいという方も非常に多いのです。
そして、買い取り業者は制服の種類や状態に応じて値段をつけるので、物によっては最低でも「2万円前後」で買い取ってもらえる場合も少なくはありません。
万が一買い取り不可だったとしても、無料で引き取ってもらえるケースもあるため、ただ寄付をするよりもお得に処分することが可能になるのです。
3-2:個人情報流出の恐れが無い
2つめに得られるメリットとしては、「個人情報流出の恐れが無い」ということ。
工夫の方法としては、こちらも同様に「制服買い取り業者」に依頼をするという方法です。
制服買取業者は、「公安委員会」より正規に認可を受けている制服買い取り販売店。
そのため、個人情報の管理についても徹底した対応を行うため、安心して制服を売却することが可能です。
制服は個人情報の塊。ゴミとして処分しようと思うと、万が一ゴミ袋を開けられて制服を持ち去られてしまった場合、自分ではどうしようもありません。
しかし、制服買取業者であれば、品物の管理は徹底して行うため、安心して処分を行うことができるのです。
まとめ:寄付もいいけど、「買い取り」のほうがメリットが大きい
今回は、制服の寄付を受け付けているサービスに加え、制服を寄付すべき理由、そして制服を寄付することで得られるメリットについて解説いたしました。
改めて結論を申し上げると、制服は「寄付」を行うのが一番最適な手段です。
しかし、ただ寄付をするのではなく、まずは一度「買取業者」に依頼を掛けてみるというのが、自分へのメリットも大きくなる処分方法です。
しかし、「買取業者」といっても、一体どのような業者に頼むのが良いのか。
例えば、中古制服買取ラミパスであれば、公安委員会から正式な認可を得ているため、安心安全に使用済み制服を売却することが可能です。
また、独自の流通ルートから仕入れを行っているため、在庫数は日本一。
制服だけでなく、詰め襟服、ブレザー、セーラー服、ジャケット、スカート、ズボン、鞄、靴、体操着、スクール水着、通学バックなど付属品も多く、長く愛用してもらえる状態の物のみを買取しています。
制服は思い出の詰まった大切な品。そんな品物だからこそ、ただ寄付するだけでなく、自分自身にも得のある方法で処分をしてみてください。