体操服を
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体操服とは？定義や歴史をおさらい

体操服と聞くと、どんな服装を思い浮かべるでしょうか？体操服の形態は、時代により変化しています。ひと頃は主流だったアイテムも、衰退化し見かけない場合も。ここでは、体操服の定義や歴史、体操服に含まれるアイテムなどについて解説します。

体操服の定義・呼び方

体操服とは、広く「運動服」や「トレーニングウェア」を指します。特に、学校教育において体育等の時間に着用する「運動しやすい」衣服のことで、「体操着」「体育着」「体育服」とも呼ばれます。

学校体操服は学校により、デザインやブランドが異なります。「制服に準ずる服装」もしくは「体育の教材」という2種類の捉え方ができ、学校ごとの体操服は投票で決定している所もあれば、体育科の教員が決定している所もあります。

日本では体育の時間以外にも体操服を着用する機会があるため、所属を示す固有のデザインが用いられています。学校によって体操服のラインや名前の刺繍、校章の色を変えて学年を区別していたり、ジャージ上下のみ学校指定で、体操シャツ・ハーフパンツの色のみ指定している所などもあります。

国・地域別に見る体操服

日本においては、一般的に北海道以外の全国の小学校と、中学校・高校で体操服を指定しています。理由は定かではありませんが、北海道の小学校では体育の際に体操服を着用せず、ジャージなどで運動します。体育のある日は自宅からジャージ等を着てくるため、「着替える」習慣はありません。この点において、本州からの転校生やその保護者はカルチャーショックを受けることも多いです。

国内だけでなく、海外においても体操服の採用は異なります。日本と同じアジア圏の中国・韓国では学校体操服の指定がある場合が一般的ですが、欧米では「運動しやすい服装や靴」であれば問題ないとしている学校が多いです。特にアメリカでは「服装＝自己表現の一つ」と捉えられているため、体操服はおろか制服もない学校が主流です。なお、フランスの学校も体操服ではなく「ジャージ派」が多いですが、イギリス・イタリアでは学校により体操服が指定されている所があるようです。

体操服の素材・アイテム

体操服は、普段着より体の動かしやすさを重視して作られています。体操服の素材はポリエステルが多く、なかには綿やレーヨンに似たキュプラとポリエステルを混紡している物もあります。

多くの学校では、体操服を以下のセットで着用しています。

冬期
トレーニングシャツ
トレーニングパンツ
春～秋期
体操シャツ
体操パンツ

トレーニングシャツ、パンツはジャージやウインドブレーカー、スウェットなどを指します。春～秋期は体操シャツとパンツを着用し、冬期はトレーニングシャツやパンツを重ねる学校が多いです。ただし、地域や学校によっては、気候的な理由などから年間を通して体操シャツ・パンツのみを着用する所もあります。

また、紅白帽やはちまき、手ぬぐい、水泳帽、運動靴、軍手・手袋、競泳ゴーグル、チョッキ、スクールセーター、カーディガンまで体操服一式として使用するケースもあります。

なお、体操服に名前・クラス・出席番号などが記入されたゼッケンを縫い付ける学校や、体操服の生地に学校名と氏名（または氏名のみ）の刺繍を施す学校もあります。

体操服はいつから始まった？

体操服を着用する習慣は、男子と女子で由来が異なります。それぞれ、どのような経緯で誕生したのでしょうか？ここでは、日本における体操服の起源や歴史、体育以外で体操服を着るケースについて解説します。

男子はフランス式を採用

男子の体操服のルーツは「フランス式の服制」にあります。1886年（明治19年）、高等師範学校を皮切りに、陸軍士官学校の制服、制帽、靴を模した体操服が着用され始めます。当初は教練や兵式体操の延長の行軍旅行での着用のみでしたが、やがて通常授業でも着用されるようになったとされています。

女子の体操服はアメリカ式

一方、女子の体操服のルーツは「アメリカ式」と言えます。明治初期の女子は「着流し」という和服を着用し、着物の裾を長くタスキ掛けなどして運動していました。その後、明治30年代になると「袴」が着用され始め、袴の裾などを改良した「くくり袴」が登場。1903年（明治36年）、当時女子高等師範学校（現お茶の水女子大学）の教授だった井口阿くりが、留学先のアメリカからブルマを持ち帰り、女学校で採用されるようになりました。

1960年代半ばまで、女子の体操服のボトムスはだぶつきのある「ちょうちんブルマ」が主流でしたが、1960年代以降は体にピッタリとフィットする「密着型ブルマ」へシフトします。

しかし、密着型ブルマに抵抗を覚える女子生徒は多く、またブルセラショップの登場などにより採用に反対する声が上がります。結局、ブルマは衰退化し始め、徐々にハーフパンツやジャージへと移行。現在では、一部の学校では採用を認められているものの、ほとんどの学校ではブルマを体操服に定めていません。

体育以外でも着用するケース

体を動かしやすい素材・仕様で作られている体操服は、体育の授業以外にも重宝します。体育以外に想定できるのは、どんなケースなのでしょうか？以下に、その他のケースについてまとめてみました。

学校活動
掃除活動
ボランティア活動
部活
遠足
健康診断
学習発表会
※学校によっては、「熱中症対策」や「クールビズ対応」などの理由から、登下校時や体育以外の授業中も、体操服の着用を認めています。
地域活動
マラソン大会
盆踊り大会

その他
映画・ドラマの撮影

制服・体操服の買取店舗とは？

不要になった制服・体操服は専門の買取店舗で売却すれば、必要としている方へリユースできます。買取成立後は必ずクリーニングに出すため、新品と同じく清潔な状態で使用できます。ここでは、中古制服・体操服の買取相場や査定額アップのコツ、買取手順などについて解説します。

中古制服・体操服のニーズ

中学校・高校の入学費用は約100,000円と言われています。少しでも費用を抑えたい保護者にとって、中古制服・体操服は需要が高いアイテムです。また、在学中であっても、サイズアウトしたり破損したりなどで、買い直しが必要になる場合もあります。中古制服・体操服であれば、新品よりもかなり安い価格で購入できるため、買取市場では一定のニーズがあります。

中古制服・体操服の買取相場

制服の場合は新品の「2割程度」、体操服の場合は約500～20,000円が買取相場です。主に運動時に着用する体操服は、汚れや破損など商品の状態により、同じ学校のものでも買取価格が変動しやすい特徴があります。汚れや傷みの少ない体操服の買取相場は、公立校の場合1,000～3,000円、私立校の場合4,000～20,000円程度です。

査定額を上げるコツはある？

中古制服や体操服を売却する場合は、出来るだけ早く査定に出しましょう。モデルチェンジしてしまうと、需要が減ってしまうからです。また、前述した通り、買取価格は学校用品の状態で変動します。汚れや傷みが目立つ制服・体操服はご自身でできる範囲で修繕しておくことで、高価買取につながりやすくなります。また、できれば他の学校用品も一緒に売却しましょう。セットで売却した方が、査定額がアップします。

数が多すぎて、どの買取店舗を選べば良いか迷う方も多いかと思います。そんな方は、ご希望の店舗が「古物商の許可」を受けているか確認しましょう。公安委員会から古物商の許可を受けている店舗なら、安心・安全な取引が可能です。許可店の場合、公式サイトに「氏名や名称」「許可証番号」などが記載されています。

手順は簡単！まずはメールを

中古制服・体操服の売却はハードルが高いと思っていませんか？実は、とても簡単なんです。質問はメールまたはLINEで24時間好きな時にでき、店舗の多くは発送に便利な「専用キット」を用意しています。専用キットを申し込むと、自宅にダンボールが送られてきます。そのダンボールに不要になった学校用品を詰めて送り返せば、取引は成立です。なお、公式サイト内に無料見積もり検索機能が付いている場合は、査定額を事前に確認できます。

気軽な「着払い」発送が人気

中古制服・体操服の売却において、発送費用は必要ありません。専用キットで用意されたダンボールでの発送はもちろん、ご自宅にあるダンボールで発送する場合も「着払い」対応が可能です。なお、ご自宅のダンボールを使用した場合は、買取金額を上乗せできる場合もあります。

まとめ：中古制服・体操服の買取はラミパスへ！

中古制服・体操服がご自宅に眠っている…そんな方は、ぜひラミパスへお問い合わせください！当店の累計買取実績は約15,000点、公安委員会許可店舗のため安心・安全なお取り引きをお約束致します。制服・体操服以外にも、靴やカバン、部活ユニフォームなど多彩な学校用品を買取対象としています。他店でお取り引きを断られたアイテムでも大丈夫！店舗スタッフが丁寧に対応致します。ぜひ、ご相談ください。皆様からのお問い合わせを、心よりお待ちしております！