制服買取で子どもを救う。ラミパスが「古着deワクチン」に取り組む理由と実績【2026年最新】
卒業と同時に役目を終え、クローゼットの奥にしまわれていく制服。私たちラミパスは、その制服に「もう一つの使い道」をつくりたいと考えています。ラミパスは現在、「古着deワクチン」の認定パートナーとして、お客様からお買い取りした制服を開発途上国の子どもたちへのポリオワクチン寄付につなげています。また、近隣の就労支援事業所と連携し、国内での障がいをお持ちの方の雇用創出にも積極的に取り組んでいます。この記事では、私たちがなぜこの活動を始めたのか、どのような仕組みで社会とつながっているのかを、包み隠さずお伝えします。
なぜ私たちはSDGs活動を始めたのか
「捨てる」ことへの違和感が、すべての始まりでした
ラミパスは2021年8月に創業しました。制服のリサイクルを事業の核に据え、おかげさまで事業開始直後から多くのお客様にご利用いただきました。しかし実際に買取を進めていくうちに、ある現実と向き合うことになりました。
リサイクルが難しい状態の制服や、販売先が見つからない不良在庫が少なくなかったのです。やむなく産業廃棄物業者に処分を依頼することもありましたが、多いときには月に数百キロ単位の衣類を廃棄せざるを得ない状況で、処分費用も決して小さくなく、会社の負担になり、「在庫となってしまった制服をどうするか」が課題となっていました。
ラミパスではお買い取り後に商品の選別作業を行なっています。汚れが目立つもの、修繕やメンテナンスが難しいものも多く、不良在庫を加えると多い月は数百キロ単位の廃棄が続いていました。
何より、「次の誰かのために」という想いで始めたリサイクル事業なのに、結局は捨ててしまう。その矛盾が、ずっと頭の片隅に引っかかっていました。費用の問題だけでなく、着られる衣類が廃棄物になっていくことへの後ろめたさも、スタッフも含めて私たちみんなが感じていました。
「捨てる」という選択肢をなくしたい。その一念が、私たちのSDGs活動の出発点です。
有効活用できる道を探し続けた末に出会ったのが、「古着deワクチン」という取り組みでした。
「古着deワクチン」を選んだ2つの理由
衣類の有効活用策を模索する中で、いくつかの選択肢を検討しました。その中でも「古着deワクチン」を選んだ決め手は、大きく2つあります。
- ・きちんとした寄付実績があり、大手企業も多数参加している信頼性の高い仕組みであること
- ・寄付した制服が「誰のもとに、どのように届くか」の流れが明確に可視化されていること
寄付活動の中には、本当に必要な方の手に渡っているかどうかが見えにくい団体も存在します。しかし「古着deワクチン」は、寄付のルートが明確に開示されており、現地の子どもたちからの写真やメッセージという形で、届いたという事実を目で確認できます。
実際に私たちにも、寄付した制服が届いた子どもたちの笑顔の写真を受け取りました。「本当に届いたんだ」という実感と同時に、「もっと早く始めていればよかった」という気持ちも込み上げてきました。それまで廃棄してきた制服も、こうして子どもたちの手に渡れていたらと感じています。
この後悔が、私たちが今の活動をより丁寧に、より継続的に続けていくための原動力になっています。
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「古着deワクチン」とはどんな仕組みか
1着の制服が生む「5つのいいこと」
「古着deワクチン」は、日本リユースシステム株式会社が2010年に開始した取り組みです。不要になった衣類を専用の回収キット(強化紙袋)に詰めて送るだけで、以下の5つの社会貢献につながります。
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✅国内の障がいを持つ方の雇用創出(回収キットを全国の福祉作業所でひとつひとつ手作り)
✅不要な衣類を簡単にリユース・リサイクルでき、廃棄ゼロへ
✅千葉・木更津のセンター(フィリピン女性スタッフが活躍)で選別・輸出準備
✅カンボジアなど開発途上国で衣類が再販され、現地の雇用が生まれる
✅ラオス政府保健省を通じ、子どもたちにポリオワクチンを寄付(専用キット1つ=5人分)
ポリオとは何か
ポリオ(小児まひ)は、ウイルスが脊髄に侵入し手足に麻痺を引き起こす病気です。明確な治療法はありませんが、ワクチン接種で発症を予防できます。日本では1980年以降、新規患者の発生はありません。しかし南西アジアやアフリカでは今も多くの子どもたちが脅威にさらされています。
「古着deワクチン」では経口投与の生ワクチンを採用しています。注射が不要なため、医療インフラが整っていない地域でも接種しやすく、コスト面でも優れています。私たちが1袋送るたびに、5人の子どもたちがポリオから守られます。
寄付の「透明性」が私たちの安心につながっています
「本当に届いているのか」——寄付活動に対してそういった疑問を持つ方は少なくないと思います。「古着deワクチン」は公式サイトに活動報告・現地写真・ワクチン寄付実績を継続的に公開しており、支援の流れが追える仕組みになっています。
私たちも現地の子どもたちから届いた写真とメッセージを見て、その透明性を実感しています。お客様からお預かりした制服が、確かに誰かの手に渡っている。その事実が、私たちラミパスが活動を続けるうえで大きな力になっています。

ラミパスの活動実績(2026年3月現在)
数字で見る「支援の輪」
2024年に「古着deワクチン」の認定パートナーとなってから、私たちは毎月1〜2袋のペースで継続的に寄付を続けています。
| 寄付袋の数 | 寄付した制服(累計) | ポリオワクチン提供 |
|---|---|---|
| 約20袋 (月1〜2袋) |
約1,600着 (1袋あたり約80着) |
100人分 (1袋=5人分換算) |
※ポリオワクチン提供数は為替の影響により変動する場合があります。
毎月コツコツと積み重ねてきた結果、累計で約1,600着の制服が海を渡りました。100人の子どもたちがポリオから守られる力になったということです。
「たった1着の制服」が、世界の誰かを守る力になる。ラミパスはその事実をお客様と一緒に実感し続けたいと思っています。

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支援の輪は、国内にも広がっています
就労支援事業所との連携——気づきが新たな社会貢献へ
「古着deワクチン」の活動を続ける中で、私たちはあることに気づきました。「古着deワクチン」の専用回収キット(袋)が、全国の福祉作業所でひとつひとつ丁寧に手作りされているということです。
その事実を知ったとき、「寄付以外にも社会貢献できる方法があるかもしれない」とすぐに思いました。それまでお客様に発送していた買取キットは社内スタッフが手作りしていましたが、近隣の就労支援事業所にお願いできないかと考え、すぐに問い合わせをしました。
西川口カルディアさんとのパートナーシップ
現在、私たちの買取キット制作をお願いしているのは、埼玉県川口市にある「西川口カルディア(就労継続支援B型事業所)」です。
最初は正直、細かな作業が必要な買取キットをスムーズに制作いただけるか、少し不安もありました。そこで依頼前に実際に事業所を訪問し、作業の様子を見学させていただきました。スタッフの皆さんがサポートの方と和やかに話しながら、ひとつひとつの作業を丁寧に進めていらっしゃる姿が、今でも印象に残っています。
実際に依頼を始めてみると、その不安はすぐに消えました。納期より早く、ミスもなく、完璧に仕上げていただいたのです。今では、ラミパスにとってなくてはならない大切なお取引先様です。

ラミパスの買取キットは今日も、西川口カルディアの皆さんの手によって丁寧に作られています。皆さんの仕事が、お客様の元へ届き、また制服が次の誰かへ渡っていく——その循環を、私たちはとても誇りに思っています。
スタッフの「もったいない」が「よかった」に変わった日
ラミパスで働くスタッフの多くは、お客様と同じ世代のお子さんを持つママさんたちです。
以前、リサイクルできない制服を廃棄処分していた頃、スタッフからよく聞こえてきたのは「もったいないなぁ」という言葉でした。思い入れのある制服も、行き場がなければ処分するしかない。その現実がスタッフにとっても、そして私たちにとっても苦しいものでした。
「古着deワクチン」の活動を始めてからは、その言葉が変わりました。国内でのリサイクルが難しい制服でも、海外の子どもたちの手に届けることができる。「今月も袋を送れたね」とスタッフ同士で話せるようになり、日々の仕事への誇りもひとまわり大きくなりました。
自分たちの仕事が、世界のどこかにいる誰かの笑顔につながっている。その実感が、ラミパスというチームの力になっています。
お客様と一緒に広げる「支援の輪」
ありがたいことに、ラミパスをご利用いただいたお客様から「ぜひ、寄付活動にも使ってください」というお声をいただくことがあります。
また、制服買取業者の中でこのような社会貢献活動に取り組んでいる事業者はまだ多くないため、「古着deワクチン」の情報からラミパスを知ってご利用いただくお客様もいらっしゃいます。「売って終わりじゃなくて、社会の役にも立てるんだと思ったら、迷いがなくなった」——そんなお声をいただくたびに、この活動を続けてきてよかったと感じます。
制服を売ることは、誰かを助けることにつながっています。ラミパスはお客様と一緒に、その輪を広げていきたいと思っています。
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制服の「いろいろな役立て方」を、これからも追求します
日本の制服は、世界基準で見てもデザイン性・耐久性に優れていると高く評価されています。しかしその着用期間は、たったの3年間。
大切な思い出として手元に残したい——その気持ちはとても自然なことで、私たちはそれを否定しません。ラミパスのスタッフの中にも、お子さんの制服をご自宅で大切に保管されているスタッフがいます。
ただ、その制服がさまざまな形で次に繋がり、誰かのために役立てられるとしたら、それはとても素敵なことだと私たちは思っています。
- 次に必要な学生さんに渡り、3年間大切に着てもらえる
- 海外の子どもたちの手に渡り、新しい毎日を彩る
- 就労支援施設でのお仕事に繋がり、誰かの収入になる
- 制服には、まだ多くの「役立て方」があります。私たちラミパスはこれからも、その可能性を追い続けます。
- ラミパスに、「捨てる」という選択肢はありません。スタッフ一同、「誰かのためになる」という想いを持って、日々の仕事に向き合っています。
よくあるご質問(FAQ)
はい。ラミパスは「古着deワクチン」の認定パートナーです。リサイクルが難しい制服や買取後に販売先が見つからなかった衣類は、毎月1〜2袋(1袋あたり約80着)を専用キットに詰めて「古着deワクチン」を通じて寄付しています。これまでの累計寄付数は約1,600着、ポリオワクチン換算で100人分以上です。
不要な衣類を専用の回収キットに詰めて送ることで、開発途上国の子どもたちにポリオワクチンが届く仕組みです。日本リユースシステム株式会社と「認定NPO法人 世界の子どもにワクチンを 日本委員会」が運営しており、第3回ジャパンSDGsアワード特別賞も受賞しています。1キットにつきポリオワクチン5人分が寄付されるほか、衣類はカンボジアなどで再販・現地雇用創出にも活用されます。
リサイクル・再販が難しい状態の衣類(傷みや汚れがあるもの、在庫が多く販売先が見つからないものなど)が主な寄付対象です。中学・高校の制服・運動服が中心となっています。「古着deワクチン」には寄付できるもの・できないものの基準がありますので、私たちスタッフが丁寧に選別しています。
大きく3つの貢献につながります。①状態のよい制服は次に必要な学生さんに再販・再利用されます。②リサイクルが難しい制服は「古着deワクチン」を通じて海外の子どもたちへの支援につながります。③ラミパスの買取キットは近隣の就労支援事業所「西川口カルディア」で制作されており、国内の障がいを持つ方の雇用にも貢献しています。
ラミパスを運営する株式会社スモビーは、埼玉県公安委員会より古物商許可(第431020055937号)を取得した正規の事業者です。eKYC(オンライン本人確認)導入、全スタッフ女性対応、Googleクチコミ★4.3(189件)など、安心・安全にご利用いただける環境を整えています。2024年には「古着deワクチン」の認定パートナーとして公式に認定されています。
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