メルカリでブルセラは規約違反!?
「メルカリって制服売っても大丈夫なの?」
「最近はどのサイトも規約違反になるって聞いたけど…」
このようなことを考えたことは有りませんか?
結論から先に申し上げると、メルカリなどのフリマアプリで使用済み制服、いわゆる「ブルセラ商品」を売買することは規約として禁止されています。
しかし、禁止された今でも、稀に使用済み制服が出品されているのもまた事実です。
今回は、メルカリでブルセラはなぜ規約違反になっているのか、そして制服を購入する際に気を付けるべきポイントについて解説いたします。
この記事を読めば、今後ネットで制服を買う際に、規約違反などにならず「安全」に制服を購入する方法を知ることが可能です。
正しい知識を手に入れて、不安なく安心して制服を購入しましょう。
1:そもそも「ブルセラ」とは?
「そもそも、ブルセラってどういう意味なの?」
「ブルセラ禁止とはよく聞くけど…意味がわからない…」
ブルセラとは、1985年に創刊された「月間ブルセラ新聞」が発祥であると言われている造語のこと。
20世紀末頃まで学校で使用されいていた「ブルマー」と「セーラー服」を結合して生まれた言葉だとされています。
意味合いとしては、「性的嗜好品」という側面が強く、1990年代においては社会現象にまでなり、大きな問題として発展しています。
また、社会現象になった当時は「ブルセラ」を規制する法律が無かったため、後にこれを防止するために「青少年育成保護条例」が改正されています。
そしてその流れは今でも続いており、簡潔に言えば「ブルセラ」は「青少年育成保護条例違反」になる不法行為になるのです。
2:メルカリでブルセラは「規約違反」のはずだが…
今現在のメルカリの規約としては、以下の様な商品は出品が禁止されています。
使用済のスクール水着
使用済みの体操着、学用ブルマ
使用済みの学生服類
クリーニング済みのスクール水着、体操着、学生服類
記載内容、金額や着用画像の掲載などによりブルセラと誤認する可能性があると事務局が判断するもの
その他、上記と同等品と判断されるもの
(参考:メルカリガイドhttps://www.mercari.com/jp/help_center/article/890/)
青少年育成保護条例、また衛生的な面を考えて、上記のような商品は出品の制限が掛けられているのです。
しかし、全くもって全ての制服がメルカリでブルセラとして扱われるわけではありません。
次の要件を全て満たすものであれば、ブルセラ目的としてとられることなく出品することが可能です。
1:「未使用・新品」の制服
2:「リサイクル目的」の制服
3:出品者が「成人」
それでは、各項目ごとに解説いたします。
2-1:「未使用・新品」の制服
メルカリで定めている項目として、「使用済み」の学生服類は一律で出品が禁止されています。
しかし、裏を返せば「新品」や「未使用」のものであれば出品しても問題ないということ。
青少年育成保護条例にも、「青少年が使用した下着、およびこれに該当するものの売買をしてはならない」とあるため、抜け道的ではありますが、新品未使用の物であればOKなのです。
2-2:「リサイクル目的」の制服
上記の「新品未使用」を満たしたうえで、さらに条件としては「リサイクル目的」であることを満たす必要が有ります。
そもそもの話で、メルカリの根本は「フリーマーケットアプリ」です。
フリーマーケットは、家庭にある不要なものを、必要としている人に買ってもらうというもの。
そのため、「金銭を得る」ということを主目的にしてしまうのは、そもそものメルカリのポリシーに反してしまうのです。
あくまでも「リサイクル目的」「不用品処分」として、新品未使用の制服を出品する分にはOKなのです。
2-3:出品者が「成人」
上記2点に加えて、「出品者が成人」であるということも外してはいけない条件です。
こちらもそもそもの話ですが、メルカリでは利用するのに際して本人確認書類の提出など、徹底した年齢確認を行っています。
また、未成年者の利用に際しても以下の様な規約を定めています。
第3条 本規約への同意および本規約の変更
2.未成年者の場合
ユーザーが未成年者である場合には、事前に親権者など法定代理人の包括的な同意を得たうえで本サービスを利用しなければなりません。ユーザーが未成年者である場合には、親権者の同意の有無に関して弊社から親権者に対し、確認の連絡をする場合があります。
(参考:メルカリ利用規約https://www.mercari.com/jp/tos/)
つまり、実質的にメルカリは「未成年」の使用が出来ない仕様になっているのです。
そのため、仮に「未成年」のユーザーが「未使用」の制服を出品使用と思っても、成人済みの保護者の許可、あるいは代理による出品が必要であるということになります。
未成年が安易に利用して、ブルセラ目的で販売することが出来ないような仕組みになっているのです。
3:メルカリでの購入は「ブルセラになる危険度」が高い
メルカリで制服を購入することは「不可能」ではありません。
しかし、規約に定められているとおり、あくまでも「未使用」「リサイクル目的」「成人済み出品者からの購入」という3点を全て満たした場合に限ります。
しかし、現実問題として出品しているユーザーがそれらの規約を全て理解しているかというとその限りではありません。
実際に、出品ステータスの中には「やや傷や汚れがある」といった文言が入っている制服も見受けられることがあるため、そのような出品物は明らかに「規約違反」の商品です。
そのような商品をメルカリで購入してしまうと、購入した側にとっても「ブルセラ目的で購入した」と見なされる危険が付きまとうことになります。
加えて、万が一購入してしまうと、以下の様なリスクの可能性もあります。
1:「青少年健全育成条例違反」になる可能性
2:個人情報流出の可能性も有る
それでは、各項目ごとに解説いたします。
3-1:「青少年健全育成条例違反」になる可能性
これは先ほども解説した通りですが、メルカリで使用済みの制服の販売を行うことは「青少年育成保護条例」に違反するため禁止されています。
そして、制服を購入した際にも、場合によっては「青少年育成保護条例違反」となる可能性もあるのです。
青少年育成保護条例では、使用済みの「下着」の買い取りを禁止しています。
そのため、制服本体だけでなく「靴下」や「肌着」などがセットで出品されているような場合は、青少年育成保護条例違反となり罰せられてしまうこともあるのです。
3-2:個人情報流出の可能性も有る
メルカリで商品を購入した際、多くの場合において相手方に住所を知らせることになります。
相手が信頼できる優良出品者であれば問題ないですが、規約を全て理解している出品者はあまり多くは無いでしょう。
ましてや、グレーゾーンギリギリの制服を出品している出品者が、しっかりと規約や青少年育成保護条例を理解しているかどうかは、なかなかに怪しいものです。
そのような出品者に個人情報を伝えるということは、購入する側にとってはリスクでしかありません。
規約をしっかり理解していない出品者に安易に個人情報を伝えてしまうと、後々自分にとって不利益なことが生じる可能性もあるのです。
4:制服購入時に気を付けるポイントは?
「メルカリで制服を買うのって怖い…」
「安全確実に制服を買う方法は無いの?」
メルカリでは、日々ユーザーが様々な商品を出品しています。
その中には制服も多数出品されていますが、そのすべてが安全かと言うとなかなかそうだとは言い切れません。
メルカリ側が規約違反の商品を削除してはいるものの、どうしてもすり抜けてしまう場合も少なくは有りません。
つまり、メルカリで制服を購入するのは、一定のリスクが伴ってしまうのです。
しかし、制服を「安全」に購入する方法が無いかというと、そんなことはありません。
いくつかのポイントをしっかりと確認しておけば、「安心安全」に制服を購入することが可能です。
安全に制服を購入するために気を付けるポイントは、以下の通りです。
1:信頼できる業者から買う
2:「新品」の物を買う
それでは、各項目ごとに解説いたします。
4-1:信頼できる業者から買う
制服を購入する際に最も気を付けたいポイントとしては、「信頼できる業者から買う」という事です。
ここで言う信頼できる業者というのは、「法的知識」をしっかり持った、正規に運営している業者のこと。
メルカリなどで取引する場合は、結局のところ「個人」を相手にするため、その出品している個人が信頼できるかどうかを購入者側がしっかりと見極めなければいけません。
しかし、信頼できる業者からであれば、こちらとしても安心して購入することが出来るため、リスクを心配する必要も有りません。
個人間の方が安くなることを否定はしませんが、安全面で考えると業者の方が圧倒的におすすめです。
4-2:「新品」の物を買う
制服を購入する際に簡単に気を付けれるポイントとしては、「新品の物を買う」という事です。
メルカリで使用済みの制服などは、「ブルセラ商品」として認識されてしまうため購入できません。
そのため、購入する際にはまず「新品であるかどうか」の確認をしましょう。
出品ステータスに新品と書いてあったとしても、しっかりと出品者側に「新品かどうか」の旨を質問すべきです。
しかし、質の低い出品者に「新品だ」と嘘を吐かれた場合、こちらでは確認のしようが有りません。
そのようなリスクを考えると、メルカリで購入を考えるのはやはり危険であるとも言えます。
まとめ:安全に制服を手に入れるには「通信販売サイト」がベスト
今回は、メルカリでブルセラはなぜ規約違反になっているのか、そして制服を購入する際に気を付けるべきポイントについて解説いたしました。
改めて結論を申し上げると、制服の購入を考えている場合メルカリは使わない方が無難です。
出品者側の問題で、規約違反のいわゆる「ブルセラ商品」を販売している可能性も否定できないため、購入する側としては不安が残ります。
なので、どうしても制服を手に入れたいという場合は、法的にもしっかりと認められた、「信頼できる業者」から購入するのがお勧めです。
例えば、中古制服通信販売店であれば、公安委員会から正式な認可を得ているため、安心安全に使用済み制服を購入することが可能です。
また、独自の流通ルートから仕入れを行っているため、在庫数は日本一。
制服だけでなく、詰め襟服、ブレザー、セーラー服、ジャケット、スカート、ズボン、鞄、靴、体操着、スクール水着、通学バックなど付属品も多く、長く愛用してもらえる状態の物のみを販売しています。
もし、「今すぐにでも使用済み制服が必要だ!」と考えているのであれば、是非中古制服通信販売店を利用してみてください。
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