学ランを
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学ランと学生服はどう違う？

冒頭でお伝えした通り、学ラン・学生服はともに中学校・高校の「男子制服」を意味します。しかし、現代でも2種類の呼び方が残っています。学ランと学生服の違いや、学ランの由来について見てみましょう。

学ラン・学生服の定義

学ラン・学生服の定義は、ともに「詰襟かつ立襟の共布上下で、男子生徒・学生用の衣服」です。一般的に色は黒または濃紺で、無地のものが多いです。学校の制服・標準服として定められる場合や、社会人の「スーツ・ドレス」などのように、学生・生徒の「フォーマルウェア」を指す場合があります。

学ラン・学生服の違い

学ラン・学生服は同じ「詰襟」の男子制服です。例えば「原動機付自転車」と「原チャリ」のように、同じ物を指すのに2種類の呼び方があるケースに該当し、「学ラン」は「学生服」の通称と捉えて問題ありません。

学ランの名前の由来

学ランの「ラン」は、オランダ（阿蘭陀）の「蘭」を指します。その由来は、鎖国期間中の江戸時代にまで遡ります。当時の日本人は、唯一日本と交易が許されていた国がオランダだった影響から、ヨーロッパといえばオランダと認識していました。洋服全般を「蘭服」と呼び、西洋の学問といえば「蘭学」と呼んでいたのです。そのため、学ランの語源は「学生用蘭服」とされています。

学ラン・学生服の歴史

学ラン・学生服の着用は1873年頃に始まったとされています。工部省工学寮（後の工部大学校）や札幌農学校（現在の北海道大学の前身）で定められたのが最初期で、1886年には東京帝国大学が採用しています。同年には、文部省通達により高等師範学校にも採用され、師範・中学・高等中学・帝大・大学でも採用が広がっていきました。

都市部では普及が進んでいたものの、明治時代～大正初期頃まではまだ着物が主流の時代でした。当時の典型的な学生の服装は、和服に下駄姿で風呂敷を持ち、学生帽を被るスタイル。大正中期からはモダニズムの波や第一次世界大戦の影響で日本が好景気となったこともあり、それまで贅沢品だった「洋服」が普及し始め、学ラン・学生服も全国的に普及していきました。

このように、学ラン・学生服はもともと「大学生」用の制服として定められました。しかし、1950年代頃までは通常の学ラン・学生服の着用が多かったものの、1960年代に入るといわゆる「着崩した」スタイルが散見され始めます。その後、服装の好みが多種多様化したことで、大学生の学ラン・学生服離れが一気に加速。1960年代末には、もはや学ラン・学生服を着ている大学生は少数派となり、代わりに中学生・高校生が「担い手」となります。

「学ラン」が流行った理由

前述のとおり、1970年代以降、学ラン・学生服の着用は主に中学生・高校生が担っていました。校内暴力が社会問題となっていた当時、いわゆる「長ラン」「ボンタン」スタイルはツッパリを象徴する制服であり、生徒の不良化の兆候と見なされていました。この「長ラン」「ボンタン」スタイルは「変形学生服」と呼ばれ、当時放送されたドラマの人気もあやかって、一気に学生の間に浸透しました。このような時代背景から、学ラン＝変形学生服を指す場合もあります。各学生服メーカーは、従来の学生服と変形学生服を区別するため「認証マーク制度」を発足。従来の学生服を「標準型学生服」と定め、現在にもその呼び方が残っています。

学ラン・学生服は「買取」依頼を！

不要になった学ラン・学生服を専門の買取店舗に売却すれば、処分が簡単なだけでなく、いくらか現金化もできます。ここでは、中古学ラン・学生服の買取相場や需要、専門店に売却する際の注意点などについて解説します。

中古制服買取のメインは「女子」用

中古制服の買取市場における取引は、「女子」用がメインです。セーラー服、ブレザー、スカート、リボン、校章など出来るだけまとめて査定に出すと、高価買取につながりやすくなります。なお、専門店のなかには女子制服しか取り扱っていなかったり、女子制服・グッズに高額すぎる査定額をつける所もあります。そのような店舗は「性的嗜好」目的で制服を販売していることが多いため、健全なリユースを希望する場合は、取引しないよう注意しましょう。

中古学ラン・学生服の買取可否と相場

女子制服だけでなく、中古学ラン・学生服も取り扱っている店舗も多く存在します。中古学ラン・学生服の買取相場や需要について見てみましょう。

中古学ラン・学生服の買取相場

学ラン・学生服の買取相場は、公立で約10,000～30,000円、私立で約20,000～80,000円です。中古制服の買取価格は男子・女子問わず新品の「2割程度」が目安ですが、制服の状態や学校により変動します。

サイズアウトした学生さん

中古学ラン・学生服は、在学中に着ていた制服が小さくなってしまった（サイズアウトしてしまった）方に需要があります。一般的に、女子よりも男子の方が3年間で体格が大きく変化します。そのため、入学時にピッタリだった制服も、1～2年で窮屈になってしまう場合もあります。卒業までの年数を考慮すると、新品よりも適当なリユース品があれば購入したいと考える保護者が多いです。

入学費用を抑えたい保護者

中学校・高校の入学時には、一般的に100,000円以上の準備費用がかかります。制服にも夏服と冬服がありますし、上履き、体操服、靴、カバンなどさまざまな学校用品が必要だからです。新品の制服にこだわりがなく、かつ入学費用をできるだけ抑えたいと思う保護者にとって、中古制服は需要があります。

中古制服の査定額をアップさせるコツ

学ラン・学生服のみならず、中古制服の売却にはコツがあります。ここでは、中古制服の査定額をアップさせるコツを2つご紹介します。

売却は早ければ早いほど良い

中古制服であっても、新しいほど需要が高いです。なぜなら、中古制服を購入する方は「現在の学校で着用されているデザイン」の制服を求めるからです。不要になった制服をクローゼットやタンスの奥にしまいこむなどしていつのまにか年数が経過していた場合、母校の制服が「モデルチェンジ」している可能性も高まります。デザインが古くなった制服は需要が減り、査定額も下がりますので、制服は「卒業してすぐ」の売却がベストと覚えておきましょう。

上下セットor付属品アリが人気

中古制服を売却する際は、できるだけスカートや付属品も一緒に査定に出しましょう。高価買取につながりやすくなります。在学中に「買い足し」する方は別として、これから入学を控えている方にとっては、やはりセットで販売されている制服が有難いです。そのため、可能な限り新品購入時と同様のラインナップで査定に出した方が、高値もつきやすくなります。

中古制服は「買取」処分がベスト

不要になった制服をどう処分するか、お困りの方は多いかと思います。中古制服の処分方法は、専門店での買取以外にも様々あります。しかし、買取処分が最も合理的かつ経済的と言えるのではないでしょうか。ここでは、その理由を3つご紹介します。

おすすめの理由①

中古制服はその学校の生徒しか着用できないため、一般的なリサイクルショップや古着屋では取り扱っていないケースが多いです。しかし、中古制服の買取専門店であれば、多種多様な学校制服の査定・買取が可能です。制服以外にも、体操服、スクール水着、ユニフォームといった様々な学校用品の買取に対応している店舗もあります。卒業と同時にこれらの学校用品を一式買い取ってもらうことで、まとまった収益につながりやすい特徴があります。

おすすめの理由②

専門店への依頼および発送方法は、とても簡単です。買取相場はLINE見積もりや、公式サイト内の検索メニューから分かる場合が多く、質問もメールやLINEで気軽に行えます。また、多くの店舗で用意している「専用キット」に申し込めば、発送の手間や労力が大幅に削減。自宅に送られてきたダンボールに、制服やその他の学校用品を詰めて送り返すだけで、取引が成立します。

おすすめの理由③

近年人気のフリマアプリやオークションサイト。メルカリ、ラクマ、ヤフオクなど、誰でも一度は耳にしたり利用したりしたことがあるかと思います。同じ制服を売却するなら、メルカリやラクマで出品すれば良いのでは？と思う方もいるでしょう。結論からお伝えすると、制服はフリマアプリやオークションサイトでも出品できます。しかし、前述したような主要サイトでは規約上出品は禁止されています。もし規約に背いて出品・取引を実行すると、運営側から「アカウント停止」処分が課される場合もあります。

まとめ：中古制服・学ランの買取はラミパスへ！

不要になった学ラン・学生服をラミパスで現金化しませんか？公安委員会許可店舗の当店では、安心・安全なリユース品のお取り引きが可能です。累計買取実績は約15,000点、その多くが「ご紹介」により、高い顧客満足度を誇ります。制服以外にも、体操服、スクール水着、給食エプロンなど取扱品目は多彩。他店でお取り引きを断られた学校用品も、ぜひご相談ください。お問い合わせはメールやLINEにて、随時受付中です。皆様からのお問い合わせを、ぜひお待ちしております！